離乳食

見逃さないで!そろそろ離乳食?あかちゃんからのサインを見つけよう!【小児科医が解説】

Sachiko

「そろそろ離乳食、始めた方がいいのかな?」

そんな風に思う時期がやってくると、ママやパパはドキドキしますよね?SNSでの情報収集に、知らぬ間に時間が過ぎちゃってる…ってことも?

今回は、離乳食をスタートするタイミングの目安になる“あかちゃんからのサイン”とその理由についてお話します。

離乳食開始のサイン

あかちゃんにこんな様子が見られたら、始める準備が整ってきている証拠です!

  • 首がしっかりと座っている&3〜5分は支えなしで座れる
     スプーンで食べ物を口に運ぶとき、姿勢を保てることが大切です。これは嚥下の仕方がミルクや授乳のときと離乳食のときと違ってくるからです。
    (また詳しくお伝えしますね!)
     
  • 大人の食事をじっと見る
     食べ物に興味が湧いてきている証拠!あかちゃんの行動は「見たい、触りたい、口に入れたい」がベースにあるんですよ!

  • スプーンを近づけると嫌がらずに口を開ける
     「食べる」ということに抵抗が少なくなってきています。いろんなものを口にしてきていることで感覚の過敏性が減ってくることも大切なサイン。

  • よだれが増えてきた
     離乳の開始に向け、だんだんと唾液の分泌が増えてきます。しかし、嚥下(飲み込む力)はまだ弱いので、よだれが垂れる傾向があります。

  • 授乳の間隔が短くなる/ミルクの量が増えてきた
     母乳やミルクだけでは足りなくなってきたサインかもしれません。

離乳食開始の準備はあかちゃんによって違います

このように、食べる準備は身体の発達とも大きく関係しています。
月齢はあくまで目安。一概に○ヶ月になったらスタート、というわけではありません。

また、「補完食」という考え方からは、遅すぎるのも成長発達に問題になる可能性があります。

上のような準備ができていたらまずはスタートしてみる。早かったらペースをゆっくりに、それでも大丈夫です。

迷ったら相談してください

「うちの子はどうかな?」「始めてもいいのかな?」と迷ったら、
「始めて見たけど、うまくいかない….」

ひとりで悩まずぜひご相談ください。ぐんぐんキッズクリニックのあかちゃん外来では、医師だけでなく看護師や保育スタッフも一緒に、赤ちゃんの成長に合わせたアドバイスをしています。

ABOUT ME
ぐんぐん院長サチコ
ぐんぐん院長サチコ
みなさんの一番近くにいる地域の「かかりつけ」小児科専門医。
20年以上小児診療に携わりながら、3人の子育てをしてきました。

子どもの年齢とともに、気になることや悩みも変化していく。
親も子どもと共にバージョンアップしていくことは必要不可欠です。

だからこそ、子育て中に知っておいた方がよいこと、 育児書にはないけれど大切なこと、
いろんな情報が溢れていて困った、、、というときに 正しい知識をサクッと知れる「メモ帖」みたいなのが作れたらいいなと思ってます。

少しずつの記事の更新ですが、楽しみにしていてくださいね。
記事URLをコピーしました