【花粉症】症状が出る前に飲む!花粉症の「初期療法」をご存知ですか?

アレルギー

こんにちは。 2月に入り立春を迎えましたが、まだまだ寒い日が続いています。花粉症なんてまだまだ〜と、いう風に思っておられるかも知れません。

実は、花粉症の戦いは「飛散する前」から始まっています!

今日は、お子さんの花粉シーズンを快適にするための賢い選択、「初期療法(しょきりょうほう)」についてお話しします。

「くしゃみが出てから」では、ちょっと遅い?

これまでは「鼻水や目のかゆみが出てきたら、薬を飲み始めましょう」というのが一般的でした。 しかし、最近のアレルギー治療のスタンダードは変わりつつあります。

「花粉が飛び始める少し前から、予防的に薬を飲み始める」 これが「初期療法」です。

なぜ、症状がないのに薬を飲むの?

花粉症の症状は、体の中にある「スイッチ(受容体)」に、花粉によって放出された「原因物質(ヒスタミン)」がカチッとはまることで起こります。

一度症状が強く出てしまうと、鼻の粘膜が敏感になり、少しの花粉でも過剰に反応してしまいます。こうなると、火を消す(症状を抑える)のには強い薬や時間が必要になります。

初期療法のイメージは、「先回りブロック」

花粉が飛んでくる前に、お薬でスイッチにあらかじめカバーをしておきます。そうすると、いざ花粉がやってきてもスイッチが押されず、症状が出にくくなるのです。

初期療法の「3つのメリット」

この治療法には、お子様にとって大きなメリットがあります。

  1. 症状が出る時期を遅らせる 「周りの子は鼻水が出ているけど、うちはまだ平気」という期間を長く保てます。
  2. ピーク時の症状が軽くなる 一番花粉が多い時期でも、「鼻が詰まって夜眠れない」といった最悪の事態を避けられる可能性が高まります。
  3. 薬の量を減らせる 最初からコントロールできているので、結果的にシーズンを通して飲む薬の総量を減らせるケースもあります。

いつから始めればいい?

地域やその年の気候にもよりますが、大阪・関西エリアでは「2月上旬」の開始が目安。

今年の予想では大阪は2月中旬なので、そろそろ、でしょうか?

「眠くなるのが心配…」というママ、パパへ

「予防で飲ませて、学校で居眠りしたら困る」 と心配される方もいらっしゃると思います。

最近の小児用のアレルギー薬(第2世代抗ヒスタミン薬)は、「眠くなりにくい」「集中力を低下させにくい」ものが出ています! 1日1回で良いもの、粉薬、錠剤など、お子様の飲みやすさに合わせて選ぶことができますのでご相談くださいね。

あっと気づいた時に”すぐ”始めてください!!

しかしそうは言ってもタイミングが…
という方もたくさんいらっしゃるので、そういうことを想定して

「あっ(反応してる)と思った時に、”すぐ”始めてください!」
と、お伝えしてます。

反応し出してからでも、早期に始めれば「初期療法」をした場合と同様に
症状が強くなる時期を遅らせる
ピーク時の症状が軽くなる
薬の量を減らせる
と言われています!

まとめ:今のうちに「お守り」を!

舌下免疫や喘息治療など、定期受診をしてくださっている方には説明していますが、
花粉が飛び始めてから慌てて受診すると症状がコントロールできるまでに時間がかかる、ということもあります。
今のうちに、余裕を持って受診し、お薬を手元に置いておいてくださいね。

アレルギー体質のあるお子さんたちが、元気に毎日が過ごせますように

次回は「初期療法」で使用する、抗ヒスタミン薬やその他の薬とその特徴をお話ししますね!

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