こんにちは。ぐんぐん院長のサチコです。
あかちゃんに新しい食材をあげるとき。
「アレルギーって怖いって聞くけど、どうしよう」
「家族にアレルギーがあるから心配」
「他の食材で少し湿疹が出たことがあって不安」
そんな気持ちを抱えながら、自宅でドキドキしていませんか?
実は私自身も、3人の子育てをしてきた母親です。初めてのひと口をあげる時のあの緊張感、本当によく分かります。
最近は情報も多く、「慎重に」「様子を見て」と言われる一方で、
何をどうすればいいのかわからず、不安のまま先送りになってしまうケースも増えています。
そんなママ、パパの不安に寄り添い、安全に一歩を踏み出すお手伝いをするために、当院では、医療機関の中で最初のひと口を試せる
「初食べチャレンジ」を始めました!!
初食べチャレンジとは?
まだ食べたことがないけれど、リスクが「気になる」食材を、院内で少量から試す取り組みです。
ただし、「不安があるから全員やりましょう」ではありません。
当院では以下のステップで安全を確認しています。
- 全例で血液検査を実施します:
初食べチャレンジを行う場合は、事前に必ず摂取予定の食材の IgE抗体(アレルギーの反応の出やすさ)を検査し、安全性を評価します。 - リスクに応じた判断:
血液検査の結果が非常に高かったり、過去に同じ食材で明らかな症状が出たことがある場合は、初食べチャレンジとしてではなく、通常の「経口負荷試験」として、より厳重な管理下で行います。
(ただし…お話をお伺いして、特にアレルギーの不安要素がないと判断された場合は、血液検査の必要もありませんし、クリニックでチャレンジを行う必要もありません。
「大丈夫ですよ、お家でこのように進めましょう」と、自信を持って進めていけるようお話しさせていただくこともあります。)
なぜ、これを始めたのか?
理由はひとつ。
あかちゃんにとって、「不必要な除去を続けないため」です。
食物アレルギーは、本当に症状が出る食材を避けることは大切です。
でも、「怖いから」「念のため」と長期間まったく食べない状態が続くと、その食材に触れる機会が減り、身体が慣れるチャンス(免疫寛容)も逃してしまいます。
最近の研究では、適切なタイミングで少量ずつ摂取することでアレルギーの発症や悪化を防ぐことができると分かってきています。必要以上に除去を続けることで、かえって反応が出やすくなることもあるのです。
だからこそ、「怖いからやらない」ではなく
「安全に確認して、前に進む」場をつくりたいと思いました。
どのようにするの?
安全面を最優先に行います。
アレルギー反応が出やすいのは、摂取後およそ30分以内。
そのため食べ始めは、1階のドクターが近くにいる環境(個室)で看護、保育スタッフのもとでチャレンジします。
状態が安定していれば、その後は2階へ移動。
保育士が付き添いながら、摂食後2時間の経過観察を行います。
前後には必ずドクターが診察し、
体調確認・リスク評価・帰宅後の注意点まで説明します。
「ただ食べる」ではなく、医療として行うチャレンジです。
「あかちゃん外来」で相談してみませんか?
こんなお子さんをお持ちの方はご相談ください!
- 血液検査をしてみたが、本当に除去が必要か分からない
- 家族に食物アレルギーがあり心配
- 乳児湿疹が強めだったor今も治療中
- 乳児喘息/アトピーの既往がある
- 他の食材で軽い症状が出たことがある
あかちゃん外来は、隔週金曜日の午前中(9:30~11:30)に2階のワクチンルームで行っています 。 離乳食の進め方はもちろん、スキンケアや生活リズムなどを丁寧にサポートします。
「この場合はどうなんだろう?」気になったら一度ご相談ください。
不安を抱えたまま先送りするのではなく、一緒に、丁寧に進めていきましょうね。
では、次はリスクが高いと判断された場合の経口負荷試験のお話をしていきますね。
受診のご相談・ご予約はこちら
大阪府堺市北区 地下鉄御堂筋線なかもず駅徒歩3分「ぐんぐんキッズクリニック」
📞 072-275-8502 / 🌐 HPはこちら



コメント